「香川町の家」香川県高松市

中島祐三

 南向き傾斜地の耕作地を一部、宅地造成した敷地です。三方に眺望の広がる恵まれた敷地に対し、一年の太陽の動きを念頭に置いて素直に諸室を配置しました。室内外の連続した関係が生まれるよう長く、深い軒を持った下屋が特徴的です。化粧垂木や規則正しく配置された現しの梁や木天井など木部を多くした内装ですが、見えがかりの大きさに注意し、間接照明の効果もあり軽快なイメージに仕上がっています。

家族構成 夫婦+子供2人
延床面積 123.39㎡
敷地面積 389.96㎡
設計 中島祐三建築設計事務所/中島祐三
施工 高陽建設㈱ 現場監督=高雄信秀、大工棟梁=加藤正徳
構造形式 木造2階建て
主な外部仕上げ 外壁/モルタル下地、ゲーテウォール塗
屋根/ガルバリウム鋼板平葺き
軒天井/杉化粧野地板
主な内部仕上げ 天井/杉板
壁/PB下地、フェザーフィール塗
床/杉フローリング