平櫛田中彫刻美術館

平櫛田中彫刻美術館

時折強い風が吹く中、小平市にある小平市平櫛田中彫刻美術館に行きました。

平櫛田中は「日本の伝統彫刻に西洋の写実的表現を取り入れた、近代日本を代表する彫刻家」(市報こだいらより)であり、明治・大正・昭和と生涯を107歳で閉じるまで創作活動を続けた彫刻家です。公開されている建物は、田中97歳の時に、台東区上野桜木町から移り住んだ住居で、国立能楽堂を設計した建築家、大江宏さんの設計です。転居したのは昭和45年(1970年)、その2年後にアトリエを増築したのですが、それまでの間は上野まで創作に通っていたというのですから驚きです。

平櫛田中彫刻美術館

平櫛田中彫刻美術館

内部は撮影禁止のため紹介することができませんが、落ち着いた静かな時間が流れる日本家屋と梅の木が見事な庭を楽しむことができます。