原木置場にて

原木置場にて

長野県佐久地方は良質の唐松の産地としても有名です。先日、その唐松の原木が積み上げられている貯木場に行く機会がありました。山から切り出され一定の長さにそろえられた原木が山のように積まれ、浅間山からの寒風の下、壮観な風景を創っていました。

原木置場にて

一見しただけでは判り難いのですが、中の芯の部分の色が濃いもの薄いものと、様々なことが見てとれます。建築材料として良く使われる杉の丸太とは少し違い、頑固者の骨太さのような風合いをしています。

 

こちらは僅かにあった赤松の原木。赤松といいながら唐松に比べて白っぽい色をしているのが面白いところです。木肌も唐松に比べ優しい感じです。唐松は主に内外壁材に使われることが多く、赤松はフローリングなどに使用されます。どちらも建物を造る上でとても魅力的な材料です。