『フジタミズホ展』へ

『フジタミズホ展』へ

 

一通のハガキが届いた。『フジタミズホ展』(10月18日から26日まで。アスクエア神田ギャラリー)のご案内。
神保町のあちこちのお店に『本の街』というタウン誌を、みかけられたひとは、多いだろう。その表紙を、毎号かざっているのが、藤田端穂さんだ。絵だけでなく、文章も、たとえば10月号では、こう、書いている。

〈 …… 何も考えないで絵を描くことのなんと難しいことか。作為を労しうまく描こうと思わず、ただ無心に描けばいい。その中からこれと思うものを選べばいい。描いている間は良いの悪いの考えても仕様がない。描くことの楽しさに身を預ければいい。良い悪いは自分で決めても仕様がない。見た人が勝手に決めてくれる。どんなことでも、大体は他人が決めてくれるものだ。自分自身は思い煩うことは何も無い。わかっているのに中々上手く行かない。それは、無心に身体を使っていないからいけないのだ。意識などはいる余地が無いくらいに身体をいためつけないといけない。…… 〉というのである。

このつづきは、ぜひ 会場で。