カフェ DIXANSとケーキの縁

カフェ DIXANS

カフェ DIXANS  店長 本山遼介さんとの会話。カフェの窓辺でつづきます。

ケーキ屋とかパン屋とか、食べもの屋とか、なにかやってみたいと思っていましたね。小学校のころから。キッカケって、うちは共働きでふだん誰もいなくて、ヒマだなあみたいな、そんなとき、うちで電子レンジを買い換えたんですよ。そしたら、部厚いレシピ本がついてきたんですよ。それを見ていたら、その中にクッキーのつくり方があるのを見つけてやってみたら、ソコソコ好評、人にあげて喜ばれた。
で、そこからちょっとレパートリーを増やしましてね、たとえば、チーズケーキとか。イエイエ、難しくない。混ぜるだけですよ、アレ。難しいと思うのは、男性だけですよ。結構、カンタン。生クリームとクリームチーズとレモン汁を好きな量に。生クリームをホイップしておけば、あとはぜんぜん、そのままレアチーズケーキ。焼く場合だって一緒ですよ。ちょっと粉を入れて、混ぜて、焼くんで。

…… それをやり始めて、料理って楽しいなあと思ったのが、さっきも言ったけど小学校のころ。高校までチョコチョコつくっていて、そのあと、ケーキ系の専門学校に行ったんですよ。そこでまず、教わるのはスポンジケーキ。やっぱり、ケーキの基本だから。計量して、混ぜて、温度を確認して、焼いて…… そこから、焼き方を変えたりとか、派生しやすいんですね。
それだけちゃんと、しっかりレシピを踏まえて、自分の中に取り込んでこういうことだから、こういうレシピになっていて、それをイメージ通りにつくれるように、というのが大事なんですよ。レシピというのは、意味があってつくられている、ということを最初に叩き込まれる、と。

つくるのが難しいモノって……なんですかねえ…… シュークリーム?   いえいえ、   アレも基本的には、見るべきポイントがあるんですよ。それをハズさないで、毎回、同じようにやれば、毎回、同じモノができるんですよ。計量、混ぜるタイミング、混ぜ方、温度とか、ね。あの皮は、科学ですからね。熱を加えると、空気が膨らむ、それに引っ張られて、皮が薄く伸びて行く、外側が焼けて、固まる、と。そんなものです。そういうことを、勉強したんですよ。(つづく)

カフェ DIXANS