2015年10月 の記事一覧

かんたんガトーショコラ

温かいものがうれしい季節になった。

材料を混ぜて焼くだけの、ほろ苦い、かんたんガトーショコラ。

秋はいろいろと作ってみたくなる、不思議な季節だと思う。


アルフレッド・シスレー展へ

アルフレッド・シスレー展

 

アルフレッド・シスレー展  —  印象派、空と水辺の風景画家 —(練馬区立美術館。11月15日まで)に行った。
最寄りの西武池袋線・中村橋駅から美術館へ向かう人の多いことに、驚く。絵葉書売り場の列に驚く。そして、たくさんの川や河や川辺や河畔や橋や水や空や雲や樹樹や草草を、たのしく見た。

帰り道。
〈どんな川であっても、私は、水のある風景、橋のある風景が好きだ。そこに労働があり、暮しがあり、知恵があるのである。一口に言って、絵になるのである。〉……  という山口瞳さんの文章(『月曜日の朝』)を思い出した。

 


五郎丸ブーム

五郎丸

 

テレビを見ていたら、五郎丸という苗字の人がたくさん住んでいる村が、紹介されていた。かと思うと、福岡、西鉄甘木線に、五郎丸という駅があり、たくさんの観光客が訪れている、という。かと思うと、年末恒例『紅白歌合戦』の審査員に彼を、という声があるという。かと思うと、あのゴールキックまでの動きは、ルーティンとよばれ、祈るような恰好は、子どもも大人も芸人も、演じている。

何をいまさら。彼のよさなど、一昔前から知っている、と言う男がいる。私である。それが証拠に、写真のうちわを、見よ。10年前のワセダラグビーの応援用だ。左下が五郎丸選手である。アゴ下のヒゲなど、かわらない。その上は、当時の清宮克幸監督で、この夏、フィーバーした、早実・清宮幸太郎選手の父親である。これは、今年のエンギものである。

 


美味しいフムス

お店でいただいたフムスがとても美味しかったので、

いろいろなレシピを参考に、初めてフムスを作ってみた。

ひよこ豆の形状が変わるだけで、不思議なくらい美味しいペーストになる。


檻褸は年寄り、新しい糸が若者。

チルチンびとmarket 新潟

10月11日(日)に新潟県 ノモトホームズ 株式会社 野本建設さん・家造【iezo】株式会社 加藤組さんが主宰する『チルチンびとマーケット 新潟』が開催されました。

にいがた「銀花」

入り口には、おーきな ちくちくこいのぼり。にいがた「銀花」の池さんはこのこいのぼりを飾りたくて『チルチンびとマーケット』に参加したそうです。そんな池さんの「ちくちく体験」に参加。

「檻褸は年寄り、新しい糸が若者。そんなふうに交じり合えるのが楽しいのよね。それから、上手になんかできなくっていいんだから。思うがままにやりなさい。」そんな話をしながら、30分ほどでコースターが完成。久しぶりに時を忘れて集中できたような..。

 

ちくちく体験ちくちく体験

  

今回は雨が降ったりやんだりの天候でしたが、たくさんの方が来てくださり良い一日となりました。出店者の方々もいろいろとご協力くださりありがとうございました。

 

 


トーマスくん、お待たせ

「きかんしゃトーマスとなかまたち」展

 

「きかんしゃトーマスとなかまたち」展へ、やっと行く。(10月12日まで、東京都現代美術館)

7月からひらかれていたのは、知っていたけれど、夏休みは子どもたちで人気だろうし、それに、あの猛暑、豪雨。とうとう、会期の終わりに近づいてしまったというわけさ。

トーマスくんの生みの親、ウィルバート・オードリーは、イギリス、ハンプシャー州で誕生。幼いとき、町を走る鉄道を眺め、夜は汽笛を聞きながら、機関車が人間と同じように感情をもっていると思った、それがのちの絵本につながった。自分の子が病気になったとき、お話を聞かせたのが、トーマスくんの始まりだと、会場内の解説にあった。

今日も、小さな子どもづれが多く、みんな、原画をみたり、走る機関車に乗ったり、楽しそうだったよ。

 


「伊豆の長八」展へ

「伊豆の長八」展

「伊豆の長八」展が、武蔵野市立吉祥寺美術館で、ひらかれている。(10月18日まで) 長八の鏝絵、漆喰細工、塑像などを眺めていると、作品の深い奥行きに引き込まれる。小林澄夫さんの『左官礼讃』(石風社)の、こんな文章を以前に読んだせいだろうか。

〈長八に代表される自由闊達な職人達が、市井の堂や祠に、町屋の土蔵や銭湯に、民家の戸袋や客間に漆喰絵をえがくことの出来た時代、それは職人の誇りであるとともにそれらの絵で飾られた建築の場を提供した民衆の誇りでもあった。それらの漆喰絵には、画題はなんにあれ、市井の庶民の哀感が伝説となり、物語となって塗りこめられて、建物とともに民衆に語りつがれたのではなかったか?〉

入場料 100円は、安かった。