2011年5月 の記事一覧

続・温故知震

  そうそう。地震に備えて地盤を気にする人が増えた。その土地の地名は、地盤の状況や特徴を知るために有効な手がかりになる、という話でしたね。 さらに、『住まいを守る耐震性入門』 という本は、そうした知識を得るための有効な手がかりになる、という話でしたね。  
  私も、この本を読んで、これは面白いと、当時編集していた『ナナムイびと』 という雑誌で、地名と地盤について、企画を立てました。 ところが、担当者が書いた原稿を読んで、ギョッギョッ。まあ、お聞きください。そこにはこう書いてありました。 

荻窪

 

 —- たとえば東京を例にあげると、杉並区の「荻窪」は、湿地性の多年草である荻が繁茂する窪地から名づけられたといわれています。その状況から、軟弱地盤であることが想像され、地下水位も高いと考えられます。実際、この地域の建物の基礎は、柱状改良工法など、主に谷地で行なわれる特別な工法がとられることが、今も多いようです。— (『ナナムイびと』3号 住まいの地名に゛備えのヒント゛が隠れている・山辺豊彦) 
  杉並区の荻窪 !?  私はここで生まれ、育ち、今も暮らしている。足元が揺らぐ、とは、このことか。ああ。

 —- とまあ、悲観ばかりしていても、仕方ありませんね。この際、キチンと勉強するために、この゛広場゛で、「住まいの地名に゛備えのヒントが隠れている」という記事を特別掲載する予定です。下にご紹介する山辺豊彦氏の著書ともども、ご一読のほどを。

住まいを守る耐震性入門

チルチンびと建築叢書 2 絵解き  --- 地震に強い木の家をつくる     『住まいを守る耐震性入門』      山辺豊彦監修  風土社刊       定価 1890円


カレーの名脇役

 

じめじめと嫌な天気が続きますね。

そんなときには、カレーを食べて体の中から元気になりたい!

そう思ってしまうのもいたしかたない。食欲がなくても、不思議と食べられるカレー。

個人的には今から夏、冬を超えて春ぐらいまで毎晩カレーでもいいと思っています。

そんなカレーな日々にちょっとした変化が欲しい方のための+1品をご紹介します。

 

まずはピクルス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

酢、水、白ワイン、塩、粒胡椒、蜂蜜、唐辛子、ローリエを火にかけ、

沸騰したら止めてさまし、季節の野菜を一晩漬け込みます。

量は2日間ぐらいで食べきってしまえる量を目安に、ピクルス液の割合は

お好みの味を試行錯誤しながら大体いいところを探します。

水気の多い野菜のときは濃いめにするのがポイント。

一番好きなのがプチトマトのピクルスなのですが、今の季節は

みょうがやキャベツもいいです。カリフラワーやゆで卵のピクルス

っていうのもあるし、こごみのピクルスもかなりいけます。

 

次は、豆サラダインドバージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茹でたヒヨコマメ(+金時豆などをいれても)と荒微塵にした新玉ねぎ、

賽の目切りにしたきゅうり&セロリをヨーグルトと塩、こしょう、チリペッパーで

和え、レモン汁をふります。お好みでマヨネーズを加えたり香菜(パクチー)の

みじん切りを入れてもいいです。パクチーやチリペッパーがなくても大丈夫です。

 

最後にジャガイモとカリフラワーのサブジ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはお酒のアテにもぴったりです。メインに負けない主張ある一品。

玉ねぎ、しょうがとクミンを多めの油で強火で炒め、2センチ角の

ジャガイモを入れて少し火を弱めてよく炒めます。少しジャガイモが

透き通ってきたら、一口で食べられるくらいに房をわけ、固めに茹でた

カリフラワーを入れてカレー粉、アンチョビを入れ、お湯を注いで

蒸し煮にし、水分が飛んだら刻んだ香菜(パクチー)を加えて出来上がり。

 

それでは皆様、明日もよいカレー日和を!

 

 


陸前高田のしょうゆ

パントマイムが得意な「松元ヒロ」が熱弁を振るっていた。

本物を作る人は違う!というので買ってみた。
なるほど、作っている人の人柄がでている味だ。

また頼もうと思っていた矢先に東日本大震災。
津波で破壊的な打撃を受けてしまった。

 

丸大豆こんぶしょうゆ

生揚醤油

 

しょうゆは日本人には無くてはならないものである。
復興を心から願っている。

株式会社八木澤商店

セキュリテ被災地応援ファンド

a-van


まぐろきっぷ

先日、中学時代からの親友家族と、うちの家族で三浦半島へ行ってきました♪

 

遊びに行こうという計画だけアバウトに立てていて、雨が降ってしまった時と、晴れた時とどっちでも大丈夫な、「水族館」に決定。

都内の水族館なら、いつでも行けるし…という話で、ちょっと遠出をしてみようということになり「油壺マリンパーク」に行くことにしました。

そんな中、何かお得なものはないかなぁと探していると(お得なチケット探すの大好きなんです♪)、「みさきまぐろきっぷ」というものを発見!この切符は、品川から三崎口までの往復券や、水族館(または日帰り温泉施設など)の施設利用券、バス乗り放題、さらにマグロメニュー(17店舗から選べます)までついた豪華セット!

 

通常より1500円ちかくお得なのです!

 

食事チケットは、すでにメニューが決まっているので、選ぶことはできないですが、いろいろなお店が載っているし、どこも美味しそう♪

 

あいにくの曇り空で、海も荒れ狂っている中、三浦海岸で少し遊び、油壺マリンパークへ。

なにしろ、天気がイマイチだったので、お昼ご飯のマグロチケットは、油壺マリンパーク内の、レストランにて使いました☆

まぐろが5種類入っていて美味しかった~!!

一緒に行った、親友家族には双子ちゃん(5歳)がいるのですが、ここへきて「味噌ラーメン」を注文するあたりがかわいい(笑)

やっぱり、海の後は、ラーメン!!ってことかっ (。・m・)クスクス

 

一番やりたかった、カワウソとの握手は予約がいっぱいでできなかったけれど、すっごーくかわいい寝顔を見ることが出来ました!!

 

 

カワウソ君の寝顔

なんだ!!この手は!!かわいすぎる~☆

 

 

ずーっと見てても飽きないなぁ…この可愛さ(^_^)

帰りは、大人も子どもも爆睡~。

また、一緒におでかけしたいなぁ~と思ったamedio (^O^)でした!

 

 

 

 

 

 

 


栃木からのメッセージ

栃木県在住のミュージシャン、金山修子さんからのメッセージです。

あの大きな地震のあと、沢山のことを考えました。震災の事を考える日々の中、私も何か出来ることはないか?と考え、私の所属するカラザレーベルの有田さんと一緒に作った曲を、youtubeにアップしました。「街の灯り」という曲です。是非聞いて下さい。

YouTube Preview Image

皆様の心が癒され、また、ここから新たな築きへと繋がります様に…、心を込めて。

金山修子


温故知震

  少し前のことでした。あれは、 どこのニュースでしたっけね。見ていたら、「家選び 武蔵野が人気」とあったんです。大震災以来、家を建てるなら地盤のしっかりした土地を選びたい、もとはどういう土地だったか知りたい、という人が、増えてきたというんですね。 ああ、そのことなら、この本にくわしく書いてある、と気がつきました。この本とは 『住まいを守る耐震性入門』(山辺豊彦・監修)です。今日は、その一部を、ちょっとご紹介しましょうか。

  —-  土地の周辺を歩いて古くから住んでいる人の話を聞いたり、ブロック塀や擁壁の割れ、傾きをチエックすることなどは、地盤の性状を知る上で重要な手がかりになります。その際は地名も参考になります。△△沼、XX沢、◎◎台など、地名にはかつてその地域がどのような地形だったのかが示されている場合があります。昔からの地名を何らかの形で残しておくのは、文化の継承ばかりでなく、住宅建築の構造設計においても大切なことなのです。 —-

  ね、いかがです。これぞ、温故知新ならぬ、温故知震じゃないか、と私は思いました。  <この項つづく >

住まいを守る耐震性入門

チルチンびと建築叢書 2 絵解き  --- 地震に強い木の家をつくる     『住まいを守る耐震性入門』      山辺豊彦監修  風土社刊       定価 1890円

 


私の旦那は、まっちゃん。

私の旦那は、家具職人です。その旦那が、自宅用に机を作りました。
最初は2枚板なのですが

最初は2枚板なのですが

それを開くと1枚板が入っていて

それを開くと1枚板が入っていて

それを間に挟むと広い机になります

それを間に挟むと広い机になります

二人とも体が大きいので、大きくのばすと(180センチぐらいになるのですが)とてもゆったりと座れます。
今度は、テレビの置けるテレビ回りの収納棚を作ってくれるそうです。とても楽しみです。


存在としての白 ─ 李禹煥と韓国の作家たち

 

ホンマタカシのニュー・ドキュメンタリーを見に行った。

大きな立体の雑誌にすっぽり入ったような感じ。

これはこれで面白かったのだけど、上の階でやっていた

李禹煥と韓国の作家たちという展示が予想以上によかった。

見ていて気持ちがサァーッとあらわれるような清々しい作品ばかり。

色は白、青、黒、形は線と点、素材感ぐらいのとても数少ない要素で

単純作業の繰り返しの跡みたいな感じで空間が埋めつくされている。

でも決して静かな絵っていうわけではなく、躍動感があって抜けがよくて、

品もあって、すごく自然な絵だった。どの作家のも見ていて気持ちがよかった。

シンプルなのが美しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


はっきよい

ずーっと、「はっけよい」だと思っていた、相撲の行司さんの掛け声。

先日、初めて、国技館で相撲を見に行ったら、そこのパンフレットに「はっきよい」と書いてあってビックリ!!

調べてみたら、「はっきよい」は「発気揚揚」が略された言葉らしい。あと、「はっ競えやっ」と声を掛けていたのが「はっけよい」になったという説もあるらしいです。

 

それにしても、初めての国技館。日本の国技だけあって、やはり会場の雰囲気は厳かでした。

看板

厳かな雰囲気

入り口

入り口の横には、カラフルなイラストが!

土俵入り

土俵入り。化粧まわしが美しい。

把瑠都

大関 把瑠都。鮮やかな投げ!決定的瞬間をパチリ


行司さんの衣装も、上の取り組みになればなるほど、豪華になっていくし、箒を使って土俵の塩や砂を掃くのですが、その掃き方も上の取り組みになればなるほど変わっていく。

テレビ中継では、あまりクローズアップされない部分が面白かったです。

いろいろ、騒がれている相撲界ですが、まじめな力士もたくさんいて、本当に心から応援したいと思いました!

 

amedio家の、すぐ近くにも相撲部屋ができました。

いつかそこから優勝力士が出たら、パレードするのかなぁ~と期待してしまいます!

がんばれ相撲界!o(゚∇^☆)/フレー\(*^∇^*)/フレー\(☆^∇゚)o

amedio

 


5月20日

 「サツキさよなら」 という新聞記事を見た。大地震の日、カバは驚きでからだが、動かず、足をネンザ。体重2.5トンもある動物は、自分の足で立てないと内臓が圧迫され、死に至ったという。 上野動物園に行ってみよう、と思った。
 以前、動物園の獣医さんに話を聞いたことがある。カバには上顎の犬歯が入る刀のサヤのような窪みが、下顎にある。ワラなどのエサが、その窪みにつまって、炎症を起こすことがある。そのときは、人間の歯痛と同じように、寝そべってフーフーいっている、というのである。歯の痛みにはソクラテスも泣いた、といいますからねえ、と二人で笑った。カバとソクラテス !
 動物園に行くと、オリの脇に献花台があった。死んだカバの名前はサツキ。5月20日が誕生日だから、その名がついたのだろう。39歳だった。
 地震の日、風土社のあるビルも、弄ばれるように揺れた。ビルの前の小学校も公園も、避難の人であふれた。まだ、寒い日だった。あれから、サクラが咲き、ツツジが咲き、いま公園は緑である。あの地震の時、カバは、なにを思ったのだろう。それは、わからない。
 わかるのは、やがて夏がくる、ということだ。

カバのサツキ