ベラスケス、シャンシャン、さくら

プラド美術館展 ー ベラスケスと絵画の栄光

プラド美術館展 ー ベラスケスと絵画の栄光

 

まだ、さくらには少し間があるというのに、上野の人出は満開だ。カフェは満員、レストランに行ったら、入口の傍の椅子に、待機組20人。

『プラド美術館展 ー ベラスケスと絵画の栄光』(国立西洋美術館、5月27日まで)に行く。「ベラスケス7点が一挙来日、これは事件です。」という謳い文句だ。人の流れは、さらに美術館の先の方へとつづいていて、そこに、「シャンシャンの観覧整理券  配布終了」の立札を持つ人。これも、事件ですよ。

しかし、やがて、
咲きすぎてしまひしさくらばかりかな        久保田万太郎
という季節がくるのである。