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 建築家に聞くFAQ

家の外部廻りのメンテナンスの秘訣は何ですか?
田中 敏溥
田中 敏溥

家は風、雨を受けて熱や紫外線に晒されています。材種や使われている場所、それに地域地域によって傷み方が異なりますので、メンテナンスの仕方やその期間が違います。決められた期間はありませんが、5年位の単位で建てていただいた工務店に見廻って頂くのが良いと思います。木部の塗装は完成後2年以内の早いうちに、再塗装をしておくと長持ちすると言われています。例えば、濡れ縁の板は住み手がこまめに手入れをすることで長持ちします。外壁、サッシ廻りは年に1~2回、散水用のゴムホースで水をかけて、ほこりを洗い流すことをおすすめします。つまり、住む人の家への愛情の深さが長持ちの秘訣です。


建物のメンテナンス・手入れの仕方(特に自然素材に対して)
加藤 武志
加藤 武志

自然素材は防カビ剤等の化学的処理をしていないので、カビが出る環境に置けばカビは発生する。日常風通し等室内の換気をしてカビの発生を抑えてもらう。 また、建物に使用した素材全ての内容と手入れ方法を記したシート、「家のお手入れ方法・メンテナンスについて」を完成時に渡している。手入れ・メンテナンスは、日常のものと長いスパンでのものに分け、その時々に見て、手入れができるようにしている。


自然素材の住まいのメンテナンス(特に無垢の床)はどのようにしたらいいのでしょうか。
松本 直子
松本 直子

無垢の床材にはオイルやワックスを塗装して仕上げる事が多いです。普段の汚れなどは固く絞った雑巾で拭いてください。摩耗して気になった時にはその時々に、または年に1~2回程度、仕上に使った塗料と同じもの、同系列のものをメンテナンスとして塗り重ねていただく程度で充分と思います。お引渡の際などに以後のメンテナンスに適した塗料(メーカーによっては、メンテナンス専用の塗料を出しています)を知っておく、もしくはサンプルをもらっておくのがよいと思います。


新居に住むことについて、配慮した方がよい点など教えてください。
松本 直子
松本 直子

新しい住まいは現場中の湿気が多く残っていますし、新しい木材も生活が始まって徐々に乾燥が進みます。できるだけ風を通して、住まいの中の湿気を取り除くことをおすすめします。とくに押入の中や収納の中など、いきなり物をつめこんで扉を閉めきるのは、あまりおすすめしません。冬場に向けてのお引越しの場合、暮らし始めてすぐにエアコンや床暖房など使い始めると思います。初年度は、少し抑え目に空調していただくことをおすすめします。急激な乾燥は、時には無垢材や塗り壁等には負荷が強すぎてしまう場合もあります。