今回は 私の「 つくる 」について お話させてください。


作る・造る  具体的に つくる
創る     抽象的につくり出す

 

3種類の「 つくる 」がありますが 私は「 作る 」より「 創る 」と表現したいと常に自分に言いきかせています。 なぜなら、ある一定の場所から飛び出して自由な場所でつくる事をしたいからです。


バッグを 作る → バッグを 創る


なんとなく 遊び心が入っているように感じ取る事ができませんか?


小学校の時 スカートを作る授業がとても長く感じたのを覚えています。決められた型にそって布にしるしを付け 裁断し 決められた手順で縫い進めていく。


今思うとこれほど親切で素晴らしいシステムは無い!と思うのですが。。。私にとって何よりも苦手とする作業だったのです。それに対して図工の時間は天国のように楽しくてしょうがなかったのです!

昔つくったワイヤー鳥かごに、藤の木のつるが巻きついていた。この状態がとても可愛くて*オブジェになる!そのままの状態で?飾っています***

「この1枚の木から、自由にパズルを作ってください。」
そんな事を言ってくれる先生は ピッカピカに後光がさしていました!
私は、何とは判断出来ない生き物のパズルをつくりました。
もちろん!評価的には・・・でしたが、
自分ではとても納得していたような。。。(笑)
短大の頃は オブジェづくりに没頭し これまた評価は・・・(笑)

そんな幼少期から年を重ねるにしたがって自分なりの「 創る 」が整いだした時 雑貨をつくる仕事を始めていました。
不安定な「 創る 」から オリジナルの「 創る 」へと変化した瞬間は 今でも覚えています。
あれから今年で12年。時の流れとともに私の作風も随分と変化しました。
でも!この想いだけは変わっていない!と断言できます!
「 遊び心を忘れず 創り出す事! 」アイデア出しの前には必ずこの言葉を思い出すようにしています。硬い脳みそを柔らかくする 魔法の言葉***

展覧会で使用したヒモのオブジェ?紅茶で一部分のみを染め 何とは断言できない?モップ?の様な、おばけ?の様な仕上がり。その「???」な感じがとても好き***