雑誌「チルチンびと」別冊30号掲載 東京都 天音堂 リフォームラボ㈱

樹木と菜園のあるエコな家

 これからの暮らしについて考え抜いた先にあったのは循環型の暮らし方。3分の1は虫や鳥に食べられ、3分の1は人間が食べ、残りの3分の1は土に還る。そんな自然の摂理に基づいたライフスタイルを目指しているのが上利邸だ。自然の恵みにあふれた空間ではゆったりとした時が流れている。  東京都内でも緑の多い区として知られる世田谷区。駅前の賑やかな商店街を抜けると、ゆったりと落ち着いた住宅街が広がる。そのなかでもひときわ緑あふれているのが上利(あがり)邸だ。  こちらは天音堂(あまねどう)リフォームラボ代表の上利智子さんのご自宅兼オープンルームとなっている。上利代表は以前、経営コンサルティングを行っていたが、建築業を始めたいというお客さまと接し、一緒にこれからの暮らしについて考えていくうちに、自然と家づくりに携わるようになっていったのだという。  お宅にお邪魔してまず、陽だまりが暖かく、空気が澄んでいるのに驚いた。上利邸には5匹の犬も暮らしているが、犬の臭いがまったく気にならない。「自宅をオープンルームにしたことでお客さまに伝えたいことは、空気の違いと私のライフスタイルです。これらのことは訪れたお客さまには何も説明しなくとも感じ取っていただけることが多いですね」。かつて、このオープンルームを訪れたお客さまに「何億円もっていてもこんな空間はつくれない」と褒めてもらったこともあると、嬉しそうに話してくれた。上利代表が考える〝自然の摂理に基づいた暮らし〟が空間に生かされている。  

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