雑誌「チルチンびと」別冊48号掲載 埼玉県 ㈱小林建設
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100DATA所在地………埼玉県本庄市 家族構成……夫婦敷地面積……239.22㎡延床面積……176.79㎡(1階117.17㎡ 2階59.62㎡)      (※車庫含む) 竣工…………2014年3月      (工期2013年10月~2014年3月)設計・施工…㈱小林建設構造形式……木造2階建て      主な外部仕上げ 屋根/ガルバリウム鋼板 軒天井/杉Jパネル現し 外壁/リシン掻き落とし、ガルバリウム鋼板主な内部仕上げ 天井/杉Jパネル現し 壁/珪藻土 床/アカマツ 襖や障子の細川紙もご主人の提案だ。細川紙はユネスコ無形文化遺産の県産手漉き和紙。ご主人が選んだのは認定前で、ふらっと出かけた埼玉伝統工芸会館で手にして「温かみがあり使いたい」と思ったという。同社の小林伸吾社長は「地元の和紙を使うのはいいアイデアです。当社も勉強になりました」と感心する。 そんなふうに自分たちの好みも生かした島田邸。入居約1年の感想を奥さんは「空気感がとにかくよく、冬はもちろん夏もとても過ごしやすいですよ」と力説する。ご主人は「以前は夫婦でよく外食しましたが、今は家にいるほうがいい。軒下に鳥が巣をつくったので鳴き声が聞こえます。そんな出来事も楽しめる家です」。2F2F1F上:下右:3方が道に面しており外観は4面すべて見られることを意識したデザイン。ガレージからはキッチンに直行できる。 下左:島田さん夫婦と小林社長(後方)。上:鉄道模型を置く場所は屋根裏部屋風。 下右:書斎のデスクはご主人自ら選んだナラ材。「窓からの眺めも好きです」とご主人。 下左:シンプルな寝室。左手の壁上方が少し開いていて、ここも視界が伸びやか。右:階段もクリ材。明るさに考慮してステップに。 中:帰宅したご主人がここで気分を整えられるよう玄関はリビングから独立させた。 左:軒の深い玄関口。リビング書斎吹き抜け寝室ウォークインクローゼット小屋裏フリースペース和室ダイニングキッチン玄関車庫浴室デッキホール

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