雑誌「チルチンびと」別冊48号掲載 埼玉県 ㈱小林建設
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 和室で話をうかがっていると、奥さんがふと「ここからリビングのほうを眺めるのが好きですね」。LDKを一望できて、視界がのびのびと感じられるのだそうだ。「階段の眺めも好き」だと話す。たしかにステップの描く端正なラインは遠くからも際立ち、思わず目を惹かれる。「こうして見ていると、木の美しさをしみじみ思います」と奥さん。 島田さん夫婦は新居に移る前も埼玉県内に戸建て住まいだった。だが、夏の暑さ、冬の寒さが顕著で、ご主人の勤務先にやや遠い難点も。それで、老後に向けて交通の便のよい場所に住みやすい家をもとうと考えた。 寒さに敏感な奥さんには床暖房が当初から必須条件。対応するハウスメーカーを見つけ土地も決まり、契約話が進み始めたとき、住宅雑誌で小林建設の記事を見た。地域の山の爽やかで自然な空気感に惹かれて南側の段々型がうまく生かされた収まりのよいキッチン&ダイニング。昼間は明るく夜は障子を閉めると落ち着いた雰囲気になる。旅行の好きな夫婦。ランチはトルコを旅した折に買った器で。和と洋が調和した室内。ご主人の好きなワインにもよく似合う。

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