「Iris」
～虹の女神～

「りんご」
～自由～

「龍桃(りも)」
～愛血海(あいちかい)～

「32birth me」
～あるがままの私で生きていく～

繊細で感受性の強い少女のような雰囲気を持つ松本はるかさん。自分の中から出てきたものをそのまま正直にキャンバスにぶつけたパワー溢れる作品たちからは、プリミティブな感性を感じる。見えるもの、見えないものを正確につかみ取ろうとする姿勢は生き辛くもありそうだけれど、自分の大切にする世界を絶対に大切にし続けるという強い信念とアーティストとしての気概を感じる。

松本晴佳さんの詩

STAR
夜空の星さんに　聞いてみる
私はなんで　生きてるのかって
これから　どう生きていけばいいのかって
もちろん　何も聞こえない
そのかわりチカッ　チカッて光ってる
人が見てても　見てなくても
いつも　自分のペースで光ってる
私もそんな風に　なりたい
そんな風に　生きて
そうゆうものに　なりたい
夜空の星さんみたいな・・・

こころのかわ
みょうちくりんな　わたし
ちゃらんぽらんにいきたいわたし
へんちくりんな　わたし
それでも
とんちんかんになりたい　わたし
そんなわたしが目指すのは
素になること
心の皮を剥くように
心の河も流れてく

彼女が「必見の場所！」という店がある。「感覚勉強ができるし、人間勉強もできるし、遊べて、居心地がよくて、ここがあるからこの土地に住み続けられると思うほど大切な場所。」ここにくると、夢見ていた映画に入り込んで主人公になったような、素敵な気持ちになるという。
　彼女の作品にインスピレーションを与え、人生に心地よいひとときを与えてくれるという店「カンテラ」を紹介してもらった。

Profile 絵・詩・物造り。表現すること＝生きていること。 いろんな場所で、いろんなことをしている中で、いつも自然と表現していた。 4年前に縁あって前橋に出会って、住んで、街や人にたくさん救われて、 今油絵を描いて生きていられることに感謝感謝の32歳。