コーヒーの概念が変わる!ゆったりとコーヒーを楽しむためのお店ROBSON COFFEE(ロブソンコーヒー)

青・黒・白がアクセントカラーの外観
青・黒・白がアクセントカラーの外観

前回のKandelaarさんから車で10分ほど、国道17号線沿いにあるROBSON COFFEE。Kandelaarオーナーのご主人が、こちらのオーナーと一緒にロゴや内装などのデザインをしたという店内は、木のぬくもりに包まれた、広々として心地よい空間。ビビッドな青・黒・白も爽やかなアクセントになっている。

ご実家がいわゆる昔ながらの喫茶店をやっていたという、オーナーの山本さん。世の中のニーズに合わせお店を改装し、カフェとしてご両親と共にお店を切り盛りしていたが、10年を区切りに、かねてより夢だった「コーヒーのためのお店」をやってみたいとROBSON COFFEEをオープンした。

ROBSON COFFEEで扱っているのは、生産者・生産地・生産方法が明確で、国際審査員により高評価を得た、スペシャルティコーヒーのみ。 オーナーおすすめの、味も香りもさまざまに違う6種類のスペシャルティコーヒーを、ドイツ・プロバット製の焙煎機で焙煎し、豊かな香りをダイレクトに楽しめるフレンチプレス方式で味わえる。

コーヒーの味は産地によって違うと思われがちだけれども、農園ごとにも特徴があり、炒り方によっても全然かわってくるのだそう。ROBSON COFFEEでは、どの農園の豆にどのような特徴があるかを知り、気分や気候によって季節ごとの豆を選び、豆にあった煎り方をしている。とくに山本さんがこだわるのは、コーヒーの酸味。酸味というと文字通り「酸っぱい」味を想像してしまいそうだけれど、コーヒーの酸味とは、フルーツや花にたとえられるようなそれぞれの豆の香りを際立たせる大切な要素だ。酸味を嫌うあまり、深く煎りすぎてしまうと、肝心の香りがとんでしまうことにもつながる。香りを大切にしつつ、コクや甘みを引き出すさじ加減は、経験と勘、そしてコーヒーへの深い愛によるものなのだろう。

「コーヒーの酸味」の概念を変え、ワインにも通じるような奥深い世界を、もっと幅広い世代に気軽に楽しんでほしいというのがオーナーの願い。今は、食事も一緒にできるカフェが主流の時代だけれども、純粋にコーヒーを楽しむ「喫茶店」をさまざまな場所で、「ROBSON COFFEE」を展開していくのが夢だという。

ご主人自ら手がけた内装
ご主人自ら手がけた内装
香りを楽しめるフレンチプレス方式で味わえる
香りを楽しめる
フレンチプレス方式で味わえる
ドイツ・プロバット製の焙煎機
ドイツ・プロバット製の焙煎機
ROBSON COFFEE(ロブソンコーヒー)
〒371-0037 群馬県前橋市上小出町2-41-8
Tel/ 027-232-4711
営業時間11:00~23:00  日曜日は21:00まで

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