住宅雑誌「チルチンびと」81号 -庭時間のある暮らし-
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庭の喜び溢れる
大谷石の土間の家
かつて自分が庭ある暮らしから得たものを、幼い我が子に伝えたい―。
土に触れ緑とともにある家を、と望む住まい手に応え、
建築家が設計したのは、大胆に大谷石を敷き詰めた土間の家。
まちなかにありながら、“地に足のついた”暮らしを営む若い一家を訪ねました。
埼玉県さいたま市 中西邸 設計・松澤穣建築設計事務所 写真・西川公朗
庭時間の
ある暮らし
菜園で採れた野菜を、大谷石のテラスに置いて。初夏の日差しが麦わら帽子に影を落とす。
庭の水場は、設計者の松澤穣さんが自らグラインダーで大
谷石を削り出した。収穫した野菜を洗うなど重宝している。
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