雑誌「チルチンびと」82号掲載 京都大原の山里に暮らし始めて 梶山正
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10僕は1996年に、イギリス人の妻・ベニシアと息子悠ゆうじん仁と3人で、京都大原の山里に引っ越してきました。暮らしながらの民家改修や、ここで経験したこと、考えさせられたことなどを綴っていきます。写真、文・梶山 正霧氷に被われた柏の葉。柏の葉は秋にすべて落葉せず冬でも枝に残る。おいしい柏餅を包んでいる葉だ。大原に雪が積もったある朝、我が家から歩いて行ける瓢簞崩山の尾根道を歩いた。京都市街地と岩倉にある京都国際会館が見渡せた。

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