雑誌「チルチンびと」70号掲載 京都大原の山里に暮らし始めて

薪ストーブの炎に心暖められ、 悠仁を出産

1996 年に、僕はイギリス人の妻・ベニシアと息子の悠 ゆうじん 仁と3人で、 京都大原の山里に引っ越してきました。暮らしながらの民家改修や、 ここで経験したこと、考えさせられたことなどを綴っていきます。 雪見の散歩に出かけた。大原八ヶ町の氏神を祀り、大きな神木が聳える江文神社へ。 18 年前、結婚したばかりの僕らは 京都市内の借家で暮らしていた。妊 娠して大きなお腹のベニシアは「薪 ストーブが欲しいね。炎をゆっくり 見ながら、お腹の赤ちゃんの成長を 楽しみたいね」と話していた。 住んでいた借家は比叡山から南に 延びる尾根の麓にあり、山の雑木林 と家の庭はつながっていた。薪にす る枝は、おそらくこの裏山で集める ことができるだろう。また、僕たち の結婚を祝って、友人たちが斧とチ ェーンソーをプレゼントしてくれて いた。ないものは、肝心な薪ストー ブだけである。 

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