雑誌「チルチンびと」68号掲載 京都大原の山里に暮らし始めて 梶山正
2/4

右上から反時計回りに /真夏に大原の 山を歩いた。暑くてバテ気味だったが、 生き生きと咲くリョウブの花から元気を もらった。若葉はやわらかくて食べられ るという。 /美しい羽を広げて蜜を吸 うキタテハ。 /高野川の土手に咲いて いた、クズ。秋の七草の一つであり、太 い根から葛粉や生薬が採れる。 /稲刈 りが終わると大原の畦道は、真っ赤な彼 岸花で染まる。花から球根まで猛毒の植 物だ。 11

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る