GALLERIES
ギャラリー・工房
清水 あすか
大きな仕組みや思想を据えると、人間も含めた生きものは、どうしてもそこから漏れたりはみ出したりするものがあります。
あったはずの感情や、見えないけれどあるものの、全てを掬うのは不可能ですが、絵や詩がそれを担うことはあります。
見たり感じたりすることの、その奥行きを、なるべく丁寧になぞりたいと指で辿る作業の途中で、出てくる詩や絵があります。
いらないとされること、無駄なもの、はみでるもの、目をひそめられるものには、見とれてしまうなにかを持っています。
– 清水あすか profile –
1981 八丈島生まれ
2007 「頭を残して放られる。」
2009 「毎日夜を産む。」
2010~ 絵と詩によるペーパー「空の広場(カラノヒロバ)」を年3回発行
2012 5月第三詩集「二本足捧げる。」刊行。
第三回荻原朔太郎記念とをるもう賞受賞
2016 10月第四詩集「腕を前に輪にして中を見てごらん。」刊行
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